肩の痛みについて・・・

肩が痛いからと言って、原因が肩にあるとは限りません。

当然、肩に炎症があるから肩が痛い。
肩が上がらない。
なんていうことになるのですが・・・

まず、考えなければならないのは、痛みが出てしまった原因、炎症を起こしてしまった原因をしっかり見極めなければ、完璧な改善は望めないのです。

なぜなら、根本が解決していないから、すぐにまた痛みがぶり返すことがあるからです。

逆に言いますと、肩(患部)には一切触れることなく、肩(患部)の痛みがなくなることが多々あるからです。

しかし、その為には、しっかりとした見極めが出来て、原因となるところをピンポイントで調整できなければなりません。

確かな心眼が必要だということと、手から伝わる微妙な感覚を繊細に感じ取れなければならないのです。

経験を積んでいないとできる事ではありません。

そうして根本となる箇所をピンポイントで調整すれば、一瞬で痛みが和らぐ、そして上がらなかった肩がスムーズに上がるのです。

 

 

実例 1

さて、今回は・・・

肩こりがひどいとのことで、40歳代女性がご来院です。

 

普段のお仕事中や家事での姿勢、身体の使い方によっては、特定の筋肉が長時間緊張を強いられることになります。

その結果姿勢が悪い状態で固定化されてしまいます。

 

姿勢が悪くなると更に筋肉が緊張してしまい、血行が悪くなる。

血行が悪くなると筋肉が固まってしまう。

そう、悪循環が発生してしまいます。

負のスパイラルです。

 

今回は問診において、ひどい肩こりの根本的原因が分かったところで施術に入ります。

 

・・・ですが・・・

動作運動検査で右肩が左肩に比べて、明らかに上がっていなかったので、

こちらも同時に改善する施術を行うことにします。

 

肩が上がらなくなる原因は様々です。

 

最初に考えられるのは、明らかな原因がないにもかかわらず発症し、

肩関節の痛みと運動障害を認める症状。

いわゆる五十肩。

 

その他には、

ぶつけた・捻ったとか外的原因で関節に炎症をおこしている。

筋肉が硬くなり動く邪魔をしている。

 

また、

一見関係ないと思われるような

肩から離れた部位に詰まりがあるなど

 

本当に色々考えられるのですが、

今回はこれらとはまた違った原因で

右肩が上がらないことが判明しました。

 

問診では聞き出せなかったことがあるかと、良くお話をお聞きしますと、

一年ほど前に鎖骨を骨折され、それ以来右肩が上がらなくなった

とのことです。

 

骨折された鎖骨は完治していますが、それまでの間、痛くて腕を上げることが出来ず、

その間に筋肉が固まって動く範囲が狭くなってしまったのです。

 

こういったケースでは、かたまってしまった筋肉を緩めただけでは

なかなか肩が上がるようにはなりません。

 

なぜなら、脳が「もうこれ以上腕を上げると痛くなる」

そう記憶しているので、本当に痛みを感じ肩が上がらない。

 

もしくは、自らリミッターを設けてしまって

上げることを拒絶している。

一種の防御反応ですね。

 

こういった時は脳により設置されたリミッターを

解除しなければなりません。

 

そう、こんな時には

2分で出来るリラックス法が役に立ちます。

1度の施術で劇的変化とはいきませんが、

2回目の施術でここまで改善しました。

 

実例 2

肩が痛い、重いと30歳代女性が当整体院に来られました。

詳細な問診の後、動作運動検査で解ったことですが、

首から肩にかけての筋肉がかなり硬くなっています。

ここまで硬くなりますと、頭痛やめまい、吐き気がする状態です。

かなりのレベルだと思われるのですが・・・

 

幸いそのような自覚症状はありません。

こんな時、出ていない症状について、あれこれ深くお聞きすると逆効果です。

出ていない症状をわざわざ引き起こしかねないので、

それ以上のことはお聞きしません。

心と身体にやさしい整体院ですので・・・。

 

そしてさらに、動作運動検査で、なぜ首から肩にかけての筋肉が硬くなってしまっているのか、原因を究明します。

 

この方の肩の痛み、重さは、骨盤のゆがみによるものだと判明しました。

そして、骨盤のゆがみの原因が何かということですが、

その大元は右足首でした。

 

肩が痛いからと言って肩にのみ原因があるとは限りません。

一番の元となる足首を数秒調整することで

肩の痛み、重みが改善しました。

 

その後、骨盤矯正施術を行うことによって、女性をベストな状態に導き、

そのベストな状態を長く維持できるような施術をしました。

 

肩の痛みが取れ、軽くなったことを確認していただき、お帰りいただきました。

 

このベストな状態をもっと長く維持するために、

1週間後にもう一度調整させていただくお約束をして。

 

実例 3

交野市内から40歳代男性がご来院です。

1 何もしなくても肩がズキズキ痛い。

2 痛くて腕を上げることが出来ない。

ですから、お仕事にも支障を来しているそうです。

心当たりをお聞きしますと、何もないとのことです。

 

今回の痛みは2ヶ月ほど前から。

では、なぜ?肩が痛くなったのか

きっかけがどこにあるのかを探求していきます。

肩が痛いと言っても肩に原因があるとは限りません。

その原因場所を正確に見極めることが非常に重要です。

 

問診から始まり、姿勢チェック、動作運動検査。

問診は事細かな確認事項があります。

姿勢チェックでお体のバランスを見ます。

動作運動検査で動きを確認していきます。

 

問診と姿勢チェックで気になるところが出てきました。

その後の動作運動検査では腕が水平から10°までしか上がりません。

それ以上上げると痛みがひどいとのこと。

 

姿勢チェックで骨盤の歪が見られたので、動きを付けて骨盤を修正します。

時間は約15秒。これだけで変わるのです。

水平より30°程上がるようになります。

お客様はこの変化に驚かれます。

肩が痛いのに腰に触ることで改善したものですから不思議に思われるのでしょう。

 

そして、肩にそっと触れてから検査をしますと、

すんなりと60°まで腕が上がるようになりました。

触れただけですから、さらに驚かれます。

 

手を触れるだけで、痛みが治まり上がらなかった腕が上がるようになることが、結構あります。

手当てする・・・とはこんなところから出た言葉なんでしょうね。

この手当てによって改善を目の当たりにした方々は、みな同じ反応をされます。

「何でですか?」「何が起こったのです」って。

不思議ですよね。

その後施術を続けて結局90°近くまで腕が上がるようになり喜んでいただけました。

 

お帰りの際、「楽になりました。ありがとうございました」と言っていただき、

お顔の表情まで明るくなられたお客様を、お見送りするときが何より幸せです。

こちらこそありがとうございます。